結論:インド料理でも減量は十分可能です。
要はカロリー収支。さらに「脂質35g制限」と相性の良いメニュー(ダル、ロティ、サンバル等)を選べば、満足感を保ちながら継続できます。
私は毎朝4時起床・5時トレーニングの生活で、インド料理を取り入れつつ体脂肪管理を実践しています。
ダイエットの本質:カロリー収支で決まる(超重要)
- 摂取カロリー < 消費カロリー → 体重は減る
- 摂取カロリー > 消費カロリー → 体重は増える
インド料理か否かは本質ではありません。選び方と量の調整次第で、インド料理はむしろ続けやすい食文化です(スパイスの多様性・満足感・食物繊維)。
「インドカレー=太る」の誤解
確かに、バター・ギー・生クリームを多用した濃厚グレイビーや、揚げ物、バター塗布のナンは高カロリーになりがちです。
しかし、以下を中心に選べば低カロリー・低脂質運用が可能です。
ダイエット向きのインド料理
ダル(豆カレー)
- 特徴:植物性タンパク+食物繊維が豊富、脂質は控えめにしやすい
- 目安:1杯(約200–250g)で約180–250kcal / 脂質4–8g前後
- コツ:テンパリングの油を控えめに(外食時は「オイル少なめ」相談)
ロティ/チャパティ/フルカ(無油)
- 特徴:ナンより軽い主食。全粒粉(アタ)使用なら食物繊維も摂れる
- 目安:1枚で約120–150kcal / 脂質2–4g前後(サイズと配合による)
- コツ:バター塗布やオイル刷毛塗りはなしで
サンバル/ラッサム(南インドのスープ)
- 特徴:豆+野菜ベースの低脂質スープ。満足感を底上げ
- 目安:1杯で約80–150kcal / 脂質2–5g前後
タンドールのグリル系
- タンドリーチキン/シークカバブ等:余分な脂が落ちやすい
- 味付けにバターやマヨ系ソースを追加しない
参考表:主食の比較(目安値)
主食 | カロリー | 脂質 | 備考 |
---|---|---|---|
ロティ(無油・中サイズ1枚) | 120–150 kcal | 2–4 g | 油・バター不使用が前提 |
ナン(一般的な1枚) | 300–400 kcal | 8–15 g | バター塗布でさらに上がる |
ライス(茶碗小150g) | 240–260 kcal | ~0.5 g | 量調整が容易 |
※数値は一般的な目安です。店舗や配合・サイズで変動します。
避けたい高カロリー料理(頻度を下げる)
- バター・生クリーム・カシューナッツ多用のグレイビー(例:バターチキン、パニール系濃厚カレー)
- 揚げ物(サモサ、パコラ、プーリー)
- バターナン/ガーリックナン(油脂追加)
外食での実践プラン
単品注文の選び方
- 「オイル少なめ」「ギー抜き」を丁寧に相談(伝わる店が多い)
- 主食はロティ指定。バター塗布は無し
- サイドはサラダ/チャナ系サブジで満足感を補強
食べるタイミング(トレ前後)
- トレ前:消化の軽い炭水化物を少量(ロティ半枚~1枚等)
- トレ後:高タンパク・低脂質優先(ダル、グリル鶏、ロティ)
ビュッフェ攻略(特に週末など)
- 最初の一皿:ダル+野菜カレー+サンバルで皿を満たす
- 主食:ロティ(無油)1–2枚。ナンは食べても小片
- タンパク補強:タンドール系を少量(皮・ソースの油は控えめ)
- 締め:スープ系で満腹感を底上げ、デザートは基本スキップ
自炊での基礎(継続の支え)
- ロティ:アタ粉+水+塩で無油。焼成後のバター塗布なし
- ダル:テンパリング油を計量(ティースプーン)し、必要最小限に
- 作り置き:200–250g容器に小分けしてPFC管理を容易に
作り方や練習記録は「自宅調理チャレンジ」にまとめています。
よくある質問(FAQ)
- Qカレーはスパイスで代謝が上がるから痩せますか?
- A
体感の向上や食欲コントロールに役立つ場合はありますが、減量の可否はカロリー収支が決めます。スパイスは継続の助力と捉えるのが現実的です。
- Qナンは完全に避けるべき?
- A
絶対NGではありません。量を小さく・頻度を下げ、1日や週の合計カロリーの中で組み立てればOK。
原則はロティか、ライス(小)で管理が容易です。
まとめ:インドカレーでも減量は「十分可能」
- カロリー収支を守ることが大前提
- 基軸はダル+ロティ+サンバル。油は控えめに
- 脂質35g制限と相性が良く、満足感を保ちながら継続できる
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※本ページの数値は一般的な目安です。店舗・レシピ・ポーションで変動します。実食時はご自身のログ(PFC/カロリー)で最適化してください。