ダイエット開始から20週間。順調だったこれまでの軌道が、初めて「負のデータ」を示しました。4週間ごとの定点観測において、私たちは一つの大きな壁に突き当たったのです。
20週目の「異常検知」:データが示す警告
前回(16週目)と比較して、各数値は「悪い結果」を示しました。
| 項目 | 変化量 | 分析とインサイト |
| 体重 | 0.6 kg 減少 | 緩やかだが減少傾向。 |
| 筋肉量 | 2.0 kg 減少 | 今回の最優先課題。 大幅な損失。 |
| 体脂肪量 | 1.4 kg 増加 | 筋肉と脂肪が入れ替わる最悪の推移。 |
| 基礎代謝量 | 43 kcal/day 減少 | 筋肉の損失に伴い、燃焼効率が低下。 |
体重こそ微減していますが、その内訳は「筋肉が削れ、脂肪が増える」という、ボディマネジメントにおける敗北を意味しています。
インストラクターによる「監査」:原因の特定
この結果を受け、プロの視点から現状を監査しました。ベンチプレスの重量は 27.5kgから47.5kg へと飛躍的に向上しており、トレーニング強度は十分。では、なぜ筋肉が失われたのか? 導き出された結論は、以下の2点に集約されました。
① オーバーワーク(有酸素運動の過剰)
ジョギング(3km)と水泳(1000m)の同時実施は、今の身体にとって「やりすぎ」でした。有酸素運動は減量には有効ですが、今のフェーズでは筋肉を分解するリスクになります。
- プロトコル修正:ジョギングを廃止。水泳は「筋肉をほぐす」目的で継続。
② 栄養不足(エネルギー枯渇による筋肉破壊)
玄米(炭水化物)の摂取量が足りず、身体が「栄養不足」に陥っていました。エネルギーが枯渇した状態で運動を行うと、身体は筋肉を破壊してエネルギーを補おうとします。
- プロトコル修正:玄米を朝・昼・晩、茶碗1杯ずつに増量。肉・魚の摂取も必須。「食べることもトレーニングである」という認識への転換。
次月のロードマップ:筋肉の「奪還」
今回の分析に基づき、次月は筋肉量を元の水準に戻し、体重を標準体重に近づける「筋量増量プロトコル」を始動します。
【筋力トレーニング・メニュー(週2回)】
- ベンチプレス:47.5kg × 7reps × 3set
- ショルダープレス:22.5kg × 10reps × 3set
- ヒップリフト / 腹筋:各4分間
【食事マネジメント】
朝・昼・晩、すべての食事において「サラダ・ささみ・豆腐・納豆・低脂質ヨーグルト・玄米(茶碗1杯)」を基本とします。さらに朝はオールブラン、夜はバナナを追加し、栄養密度を高めます。
結び:心のマネジメント
「痩せれば人生が変わる」という強い信念を持って始めたこの旅。 壁に当たった今こそ、論理的な思考とプロのアドバイスで、プログラムをアップデートする時です。
減量モードから「強い肉体を作るモード」へ。 1月16日に見せた、あの 63.9kg のブレイクスルーへと続く道は、この時の苦い教訓から始まっているのです。



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