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「女優ダイエット」という名の妄想力が理想の体を作る

「女優ダイエット」という名の妄想力が理想の体を作る

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これは!と思わず膝を打ったダイエット方法を知りました。「女優ダイエット」のことです。
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勝手につくったダイエットなんだけど、女優ダイエットというものをしている 鬼女と喪女より
女優魂を発揮するためクランクインまでに痩せなくてはならないとは、面白い! これ、いいわぁ。「私は女優失格かもしれない」とまで思い込めるとは(笑)
でも、これって私は超重要な指摘だと思いますよ。
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ダイエットって、楽しいだけじゃないと思います。できるだけ楽しもうとは思うけれど、食事制限はたしかにつらかったり、スポーツ(筋トレ)はめんどくさかったりします。
ではいったいなにがその人をダイエットに向かわせるのか。なにがモチベーションになるのか。上の指摘のように、「女優になりきる」という、いわば「脳内プレイ」はその解のひとつになりうると思います。私自身のダイエットの取り組みのことを振り返ると、確かに「脳内プレイ」していたところがあったと気がつくからです。
自分が過去に熱心にダイエットに取り組んでいたとき、筋力トレーニングに励んでいる人をじっと観察していたり、ボディビル雑誌を読んでいたりしました。たとえばジムのインストラクターさんは日体大出身など、スポーツエリートだったりします。それとはまったく正反対の、たいしたスポーツ歴もなく、見た目もまったくさまにならない私でしたが、なぜか「この人たちにタメはれるようにがんばるで!」と根拠もなく思って、黙々とダイエットに取り組みました。腹筋が割れているようなひとたちをロールモデルに設定し、その人たちのことをずっと考え続けたのです。自分はまったくそうではないのに!
長渕剛の筋トレへの取り組みのことを考えながら、私は食事を制限し、筋力トレーニングに励みつつ、自分で自分のことを「おめーの根性はそんなものか!」と日々鼓舞していました。すると、食事制限は厳密にするし、週に2度はかならずジムに行くようになりました。いま振り返ると、脳が勝手に筋トレモードに切り替わっていたように思います。
繰り返しになりますが、私はかつて健康診断で肥満判定された、冴えない男でした。ラーメンは大好き、運動大嫌いの男でした。それにもかかわらず、ラーメンをぴたっとやめ、お酒もやめ、熱心にトレーニングに取り組んだ結果、8週間で7kg、16週間で15kg痩せたという実績を出せたのは、自分の中で妄想した「筋トレにガッツリ取り組む理想の自分」に引きづられたところがあったのではないか、と思っています。
「女優ダイエット」という、妄想する力が理想の体を作る働きをするというのは、私は納得できる話だと思います。「私は女優よ!」と思い込んでみると、日々の生活に張りが出てダイエットの結果がでやすくなるのではないでしょうか。反対に「わたしは甘いものが大好き。太ったままでも平気。人に見られることなんてどうでもいい」などと考えていると、いつまでたっても痩せることはないでしょう。それは「脳が太っている」状態だと言えます。

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